
不正会計や品質をめぐる不適切行為が相次いで判明し、巨額の損失の計上が見込まれている電子部品大手の「ニデック」は、経営の立て直しの一環として、子会社の電子部品メーカーをアメリカの投資ファンドに売却する方向で最終調整していることが分かりました。売却額は1000億円規模になると見られます。
ニデックをめぐっては、本社やグループ会社の経営陣の関与や認識のもとで、不適切な会計処理を疑わせる資料が複数見つかり、2025年12月に創業者の永守重信氏が代表取締役を辞任したほか、その後も品質をめぐる多数の不適切行為が判明しました。
会社は、一連の問題で遅れていた決算発表を30日行うことにしていて、これまで最大2500億円としていた損失を大きく上回る巨額の損失を計上すると見られています。
こうした中、関係者によりますと、会社は経営の立て直しの一環として子会社の電子部品メーカー「ニデックコンポーネンツ」をアメリカの投資ファンド「カーライル」に売却する方向で最終調整しているということです。
売却額は1000億円規模と見られ、今後も事業構造の見直しを進めるため、子会社などの売却を検討するものとみられます。
ニデックは創業者の永守氏に代わって、経営のかじ取りを担ってきた岸田光哉社長が辞任するなどの人事を29日に発表しましたが、新たな経営陣のもとで信頼回復と経営の立て直しをどう進めていくかが課題となります。
<今日の単語>
売却 ばいきゃく 매각
規模 きぼ 규모
不適切行為 부적절 행위
相次い あいつぐ 연달아
計上 けいじょう 계상
見込まれる みこ 예상되다
立て直し たてなおし 재정비
一環 いっかん 일환
投資 とうし 투자
陣 진칠 진
疑う うたがう 의심하다
永守重信氏 나가모리 시게노부
上回る うわまわる 상회하다
よりますと ~의하면
永守氏 ながもり